2023.01.07(土)骨董&ギャラリー喫茶「蔵」(松永)
10:00〜12:00
参加者:6名+店主:牧平さん+スタッフ3名
2023年の幕が開けました。
1年のスタートを皆さんはどのように過ごされましたか?
【ローズマインドのわ】
2023年スタートは、松永にある「骨董&ギャラリー喫茶「蔵」でした。
10月に開催した「優しさつながる福山ツアーWS」でも「自然と人と人が繋がることができる場所」として取り上げられたこの場所。
そこには、キーパーソン:店主牧平真由美さんの存在があります。
蔵は、その空間に入ってみると分かるのですが、和洋折衷、新旧の入り混じった不思議な空間。
所狭しと、骨董品から手仕事の一品まで、さまざまな品々が並び、そして、それらがなんとも自然に融合しています。
四季折々の演出がなされた蔵自体は、江戸時代からの建物。
そんな空間を参加者のお一人は、「この場自体、空気がちがう。呼吸が変わる」と表現してくれました。
ここには、いつもさまざまな人々が行き交い、集います。
実際に、対話会の参加者がどんどん増えていく、という現象が!!
まさに蔵:真由美さんマジック!!
(牧平さんは、皆さんに「真由美さん」と親しみを込めて呼ばれてらっしゃいます)
そんな真由美さんの大事になさっていること。
それは「人と人とが本音の付き合いでつながる空間であること」
そのために、自分も無理をせず、自然体を心がけているそうです。
お客さんのお話を「ゆっくり、しっかり、聞きたい」と
誰かの「とまり木」でありたいからこそ、毎日しっかりリセットしてお店に立っているとのことでした。
そんな真由美さんは、常連さんに「エネルギー体」とも言い表されていました!言い得て妙!
この場での関わりと、そこから生まれる繋がりを楽しみに、日々、さまざまな人が集っているんですね。
ご参加の皆さんにも、「居場所」や「人のつながり」について、感じたことや最近気になっていることなどのお話を伺いました。
大切なお話の中に出てきたキーワードをちょこっとシェア。
違いを認め合う、継続、持続可能、傾聴、共感、そして、楽しさ・・・
一つのものの想いが繋がっていく、人は人に助けられる・・・
繋がりのイメージが感じられる言葉の数々でした。
過去から未来へと引き継がれていく「蔵」という場での対話会では、たくさんの大切な言葉と、深い気づきに溢れた時間となりました。
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ここで出会う人とのお話は、とても多様。
捉え方も人それぞれに異なる。
「本」だなと思う。
同じ本を読んでいても、人それぞれに捉え方が違う。
ここでの過ごし方は、本と同じ。
いろんな本を読んで、さまざまな気づきが得られる場所。
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そんな風に、蔵での対話の時間を表してくれる方もいました。
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ところで・・・
テーブルに置かれていたイキイキしたグリーン、なんだと思いますか??
朝採りたて、真由美さんの畑で育った大根の葉♪
本日の新春特別企画のお土産お野菜は、会場を彩るグリーンとして飾られていたんです!
まさか、お土産の大根だったなんて!!
そんな驚きの演出、遊び心とおもてなし心たっぷりの真由美さん
お持ち帰り袋には、真由美さんの素敵な書に彩られていました。
ぜひ皆さんも、お時間に余裕を持って「蔵」に遊びに行き、真由美さんと蔵ワールドをたっぷり体感してみてくださいね。
そして、また別の季節にも、蔵での対話会を企画したいと思っています。
ぜひ【ローズマインドのわ】にもいらしてください♪
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蔵という場所、真由美さんや参加者の皆さんのお話を伺いながら、
改めて、この「地域を居場所に」事業の【ローズマインドのわ】という対話会を開催することの意味、
そして、継続していくことの意義を考えました。
互いを知ること、その違いを受けとめることから生まれる関係性、
こういった時間と場所が地域にあることの大切さ、そして必要性・・・
「地域を居場所に」の目指すところは、若者にとっての生きやすさだけでなく、
社会を生きる私たち、誰にとっても意味があり、価値があることであると強く感じた新年のスタートとなりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
たくさんの方とお会いできますように・・・