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活動報告

【開催報告】ローズマインドのわ#14 トーキョーコーヒー&まほうのだがしやチロル堂(大門店)編

2023.11.26(土)光円寺(大門町)

10:00~12:00

参加者:13名

新年となりましたが、みなさま本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2023年「ローズマインドのわ」対話会は、新しい地域の居場所特集として3カ所で無事開催され、たくさんの方にお越しいただきました。

その最終回が、光円寺(こうえんじ)で行われたのでご報告します。

今回は光円寺を拠点に活動している「トーキョーコーヒー」と同じく大門町で居場所活動をしている「まほうのだがしやチロル堂大門店(以下:チロル堂)」のみなさんに、活動への想いやきっかけ、大切にしていることなどを伺いました。

写真:左から/どりぃむスイッチ代表中村友紀 / 光円寺河野恵子 / 光円寺河野沙羅 / チロル堂沼本春美 / チロル堂今福絵美
写真左から/どりぃむスイッチ:代表中村友紀 / 光円寺:河野恵子 / 光円寺:河野沙羅 / チロル堂:沼本春美 / チロル堂:今福絵美

光円寺https://www.instagram.com/shiunzankoenji/?hl=ja)では、「お寺であそぼ」という活動を定期開催していました。

なぜ、このような活動を始めたのか光円寺の河野恵子(こうの けいこ)さんからお話を聞きました。

以前から、お寺というこの場所を活用できないかと、気功や整体などをおこなっていたそうです。

そうした活動をするなかで、もっと気軽にたくさんの人に来てもらいたいと考えます。

光円寺(大門町)
光円寺(大門町)

地域に開いたお寺にしたい・・

お菓子やお茶を飲食しながらゆっくり過ごせる心の休憩所のような場にできればと、より多くの方へ向けてお寺を開放することに。

「お寺であそぼ」では編み物したり、焚き火をして好きなものを焼いたり、だれでも自由に過ごせます。

なにをするのかは特に決まっておらず、ただのんびりするだけでもいい。

子どもも大人もだれもが安心していられる、そんな居場所なのだそうですよ。

次に、「トーキョーコーヒー」(https://tkcf-tokyocoffee.com/)について河野恵子さんの娘・河野沙羅(こうの さら)さんが話してくれました。

トーキョーコーヒーとは、登校拒否の文字を入れ替えてつくられた言葉。

現代の子育てや教育を大人たちが学び合いながらアップデートしていき、子どもが安心して居られる拠点として全国に広がっている活動です。

トーキョーコーヒーロゴ

それは、「世界一楽しい革命」なのだとか。

500ヶ所以上作ることを目指し、現在では全国に300拠点ほどまで増えているそうです。

数年前世界で新型コロナウィルスが流行り、自粛を余儀なくされましたよね。

沙羅さんは、行き場所がなくてたくさんの人が困っているのを目にし、自分たちにできることはないかと考えます。

模索してるときにトーキョーコーヒーのことを知り、目的に賛同して活動開始。

光円寺ではいま、「お寺であそぼ」の場を活かして「お寺でおそぼ」×「トーキョーコーヒー」を毎月1回、日曜日の午後に開催しています。 

お寺であそぼうパンフレット

「大人は自由気ままに過ごし、子どもたちはのびのび豊かに遊ぶんですよ」

沙羅(さら)さんは、嬉しそうに説明してくれました。

気を遣わず自然体でいられるような雰囲気が素敵ですね。

次に、チロル堂大門店https://www.instagram.com/tyroldo.daimon/?hl=ja)から沼本春美(ぬまもと はるみ)さんと今福絵美(いまふく えみ)さんに話を伺いました。

チロル堂大門店

光円寺とチロル堂は、どちらも同じ想いで活動しています。

きっかけは、やはり新型コロナウィルスが流行したときに、だれもが安心して過ごせる場所があったらいいなと思ったことが始まりです。

そう考えていたときにタイミングよくチロル堂の募集を見つけ、本店がある奈良県生駒市まで話を聞きに行ったそうです。

もともと、貸しスペースなどとして利用可能な「然〜あるがまま〜」という建物を持っていたのでそこで始めることに。

現在、チロル堂はその場所で火・水曜日の週2回営業をしています。

「まほうのだがしや」という名前のとおり、一般的な駄菓子屋とは一風変わったまほうの仕組みがあるみたいですよ!

チロル堂チラシ

また、食事も体にやさしいものにこだわっていて、季節によって調理法を変えています。

チロル堂は子どもや大人、スタッフの境い目はなく、みんなが楽しめる場所なのだと説明してくれました。

ぜひ、一度行かれてみてはいかがでしょうか。

お寺のなかには遊具も用意してあったので、そこでは子どもたちが楽しそうに遊んでいる姿もありましたよ。

子どもが遊ぶようす

休憩に入ると参加者のみなさんは、それぞれお茶を飲んだり、感想を語り合ったりと思いおもいの時間を過ごしていました。

対話会では、5~6人のいくつかのグループに分かれて自己紹介や感想のシェアをします。

対話会のようす

そのなかで、居場所や地域でできることはないかなどの話を深掘りしました。

  • だれもが集える「安心できる大丈夫な場」とは
  • 自分たちが住んでいる地域にも居場所を作りたい
  • 地域に居場所がもっとたくさんあれば、困っている人へいつか届くのではないか  など

普段出会わない人と話し、考えを聞くことで、また違った視点でものの見方ができることってありますよね。

悩みを共有し、ほかの人の意見を取り入れることでパワーをもらえることも。

対話会から新たな繋がりや交流の場が生まれ、地域のなかで対話が増えていくことへの希望を感じるひとときとなりました。

みなさまと出会えたことに感謝しております。

本当にありがとうございました。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします!

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WEBライター。現在、3人の子育て奮闘中。人とのつながりを大切に、地域の魅力を発信します。

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